リノベーションはリフォームとどう違うのか

リノベーションの目的は、建物の資産価値を向上させることです。

 

時代とともに技術が進化し、古い建物はどうしても新しい建物より機能が劣ってしまう時がやってきます。

 

そうした古い建物に手を入れ、機能や性能を時代に合わせて向上させることで、結果的に建物の資産価値を高くすることができます。

 

設備機器を最新のものにするだけでなく、耐震補強するなど大掛かりな工事になることも多いですが、住まう人のライフスタイルと時代の変化に合わせて価値を付加することができる工事と言えるでしょう。

 

リフォームは、老朽化した建物を出来る限り新築の状態へと戻す行為です。

 

そのため、原状回復工事とも呼びますが、もともとの資産価値を上回るような抜本的な改造にまでは至らないのが一般的です。

 

壊れたり汚れたりした部分を修復し、交換するという行為はリノベーションでももちろん実施しますので、リノベーションはリフォームの上位互換とも言えるでしょう。